DMEは、2019年モデルあたり以降のDMEが新型式になっており、もしくは車のi-level（ファームウェアレベル）が最新版になっており、そのDMEであればロックされています。その場合、OBDで経由でDMEデータを読込むことができません。

DMEに直接アクセスしてベンチ方式でデータを読込み解除コードを書き込むことで解除されます。

bootmod3(bm3)、MGFlasher、MHDなどをフラッシュするためにはDMEロック解除する必要があります。

MG Flasherは通常ベンチアンロックでもMG専用のベンチアンロックがあります。

ベンチアンロック必要車種：

• S55エンジン（2019年モデル、i-level 2019年3月以降）
• S55エンジン（2019年以降生産～2020年6月生産）
• B58エンジン（2020年6月以前生産、i-level 2019年11月以降）
• B48エンジン（2020年6月以前生産、i-level 2019年11月以降）
• N55エンジン（一部車種i-level 2021年11月以降）

遠方の場合はDME（エンジンECU）を送っていただければベンチアンロック後に返送できます。郵送DMEベンチアンロックの施工は車台番号を入力の上お問い合わせください。費用は20000円～になります。

2020年6月以降生産された車両は通常のDMEベンチアンロックは不可能です。DMEユニットを海外の業者に送って解除します。解除作業は10日前後掛かります。

DMEを送っている期間は車両を動かせない状態になります。

特殊ベンチアンロック後にbootmod3(bm3)、MG FLASHER、MHDなどDMEチューニングのインストールが可能になります。

特殊ベンチアンロック必要車種：

• B48エンジン（2020年6月以降生産）
• B58エンジン（2020年6月以降生産）
• N63エンジン（2020年6月以降生産）
• S63エンジン（2020年6月以降生産）
• S58エンジン（2020年6月以降生産）